リフォーム工事に失敗しない為には、、
家が古くなり始めてきたので家をリフォームしようと考えの方は値段を気にせずに近くにあるリフォーム会社に家のリフォームを依頼しようとしていませんか?
特にリフォームをするのが初めての方はどこから始めたらいいのかすらも分かりません。
もし、リフォームを気軽にしようと考えの方は少し待ってください!
皆さんはリフォームに一体どれくらいの費用が掛かるのかご存知ですか?
私も最初は知りませんでしたが私個人の近所にある複数のリフォーム会社の担当者さんと何度か会って見積もりを出してもらった結果キッチンとお風呂場、洗面所の間取りを変えるだけでも約300万円程度かかります。
リフォーム内容も複数の業者に同じことを伝えましたが全部同じような値段でした、、。
更に規模が大きいリフォームの場合はもっと金額に差が出てくると思います。
では何故こんなにも費用が掛かるのでしょうか?
リフォーム会社の見積もりを取ったことのある方なら見たことがあるかもしれませんが見積もりの内訳の中には【諸費用】もしくは言い方は同じですが【諸経費】という項目があります。
※ここでの説明の際は全て【諸経費】で説明させてもらいます。
見積もりを取って気づいたことが「現場管理費及び諸経費」や「廃材処分費及び諸経費」などといった他の見積もり費用と組み合わせて提示することが多く業者ごとに金額や他の工事金額に占める割合があります。
ここでは【諸経費】の内訳と詳細について紹介していきたいと思います。
諸経費の費用と相場
結論から言いますと、、
諸経費の費用相場は工事費用全体の8%〜20%です。
諸経費は工事に必要な費用の他にも会社の利益や事務所の維持料、あなたの自宅に行くまでにかかる交通費などです。工事に必要な費用には「現場管理費」や書類の作成手数料などが含まれることもあります。
因みに「現場管理費」とは、設計通りの施工っをしているか?仕上げの要望通りに進行しているのかなど品質の管理と工事の進行を監督する監督者の人件費です。
リフォームはオーダーメイドなので個々の施主の希望と建物の状態を把握して現場を仕切る監督者が重要になります。
書類の作成手数料は公的機関に提出する書類を作成する手数料の他にも申請に必要な手数料が含まれます。
つまり諸経費は全体のバランスで判断しています。
先ほど諸経費は全体の工事費の8%〜20%と説明しましたが業者によっては30%近くになる事もあります。
ただし、この%が低ければ安いという訳ではありません。
リフォーム工事では工事費が低い方が諸経費の割合が高く、逆に工事費が高いと割合が低くなります。
同じ業者でも工事の規模によって割合が変わってきます。
対策としては見積もりを比較する場合、諸経費にとらわれずに全体の金額から判断していきましょう。
ただし、諸経費の内容は範囲が広く明確な金額が出しにくいものです。
説明する方も把握していないことがあるので、うやむやにすることがありますがしっかりと説明をしてもらいましょう。
リフォーム工事費の内訳と諸経費
では次はリフォーム工事の工事費用の内訳を説明します。
建築工事をしようと思うと色々な費用が掛かります。
ネットで調べる前は私は工事費は費用は材料費の分だけ掛かると思っていましたがそうではないらしいです。
工事費には材料費とは別に人を雇うための人件費がかかることに気づきましたが、その他の費用は見積もり書を見ていくと「工事費」に施工会社の利益を載せたものが「リフォーム料金」になる訳です。
×工事費=材料費
×工事費=材料費+人件費
〇工事費=材料費+現場管理費+一般管理費(諸経費)
リフォーム工事費の諸経費の内訳
では今回のメインの『諸経費』の内訳について説明します。
まず最初に工事費には【工事原価・現場管理費・一般管理費】に分かれており、諸経費はカテゴリーで言うと一般管理費に入る部類になります。
一般管理費とは現場の管理費とは別に「事務所の管理や営業活動で必要な費用」のことを指します。
では簡単な表を作ってみましたので内訳を見てみましょう!
人件費 |
営業マンや事務員など |
---|---|
事務用品費 |
消耗品・事務用品・書籍・資料など |
通信費 |
電話・インターネット・郵送など |
交通費 |
ガソリン代・運賃・乗車券など |
水道光熱費 |
水道代・ガス代・電気代など |
技術関連費 |
技術研究・開発費・調査費など |
減価償却費 |
建物・車両・機械など |
租税効課 |
固定資産税・同路占有料など |
保険料 |
事務所の火災保険など |
契約補償費 |
契約の保証費用など |
広告宣伝費 |
ショールーム・広告・CMなど |
その他 |
雑費・諸団体所属費・その他にも上記の属さない費用など |
リフォーム会社で依頼をしようとするとかなりの諸経費が掛かります。
諸費用は会社の規模が大きくなればなるほど費用が掛かります。
特に見積書に書く「諸経費」に関しては各社で考え方が異なります。
諸経費の項目は作らずに工事の項目に散らして入れ込む会社もありますので注意しましょう!